仕事辛い…鬱…死にたい…そう思っているならamazarashiを聴いてみて欲しい。
僕はたまに、どうしようもなく落ち込むときがある。それこそ、死にたいって思ったこともある。どうしようもない虚無感や孤独感に襲われるときもある。
そんな時に聴くのがamazarashiだ。
「がんばれ」「明日はいいことがあるさ」
そう歌うバンドは多いし、実際にそれで励まされることもある。元気づけられることもある。
けれど、それでも元気が出ないことはある。人間本当に絶望すると、元気づけて欲しいわけではないし、励まして欲しいわけでもなくなる。ただ、何も言わずに、隣にいてほしいのだ。
amazarashiは「がんばれ」「明日はいいことがあるさ」と励まさない。
ただただ、僕の隣に寄り添ってくれる。ただただ、「大丈夫」と言わんばかりに。
僕が社会人1年目の時、通勤電車の中でこの曲「あんたへ」をよく聴いていたことを思い出す。
このMVの主人公のような自分が嫌だった。けれど、このMVを見て、こんな自分でもいいんだよって秋田さん(ヴォーカル)が言っている気がして、本当に救われた。
僕が初めて聴いたのは「つじつま合わせに生まれた僕等」という曲。
歌詞が衝撃的で、鳥肌が立ったことを覚えている。
自分の存在意義って何だろうかと考えている人に聴いてほしい曲。
音色が美しくて、歌詞が壮大で、聴くたびに自分の存在がちっぽけに思える。
そして、どうしようもない感情(虚しさや虚無感、無気力のようなもの)が心の底に淀んでいるときに聴いてほしいのが「空っぽの空に潰される」。
同じように寄り添ってくれる曲「雨男」、実際にあったピアノ泥棒の話に少し想像を加えた「ピアノ泥棒」、ただただ暗いけれど、光を探し求める「光、再考」、死ぬ間際の感情を描いた「エンディングテーマ」…
amazarashiの曲は衝撃的で心を揺さぶられる曲が多すぎて、ここでは紹介しきれない。ぜひ、CDを借りるか、買って聴いてほしい。個人的にオススメしたいアルバムは、千年幸福論だ。
amazonにとびます。
僕の友達は、幸いにも自殺した人はいない。
けれど、もしかしたら知らないところで鬱になっていたり、辛くて本気で死にたいって思っている人もいるかもしれない。そんな感情他人に知られたくないものだろうから。
そんな人たちに救いを与えたい。
どうか、amazarashiを聴いてすこしでも楽になってほしい。
生きていて良いことを、そのままでいいことを実感してほしい。